【全高1,700mm以下スライドドア付き軽自動車】新型ダイハツ ムーヴ RSとムーヴキャンバス セオリーGターボ!! 最上位ターボモデルを50選以上比較

全高1,700mm以下＆スライドドア付きで、スタイリッシュさと実用性を両立した軽自動車を探しているなら、「新型 ダイハツ ムーヴ RS」と「ダイハツ ムーヴキャンバス セオリーGターボ」は見逃せない存在です。

この2台はどちらも“最上位のターボモデル”でありながら、日常使いにピッタリのサイズ感と、
荷物や人の出入りがしやすいスライドドアを備えているからです。

ムーヴ RSは走りの良さを重視したスポーティ志向のモデル。
一方で、ムーヴキャンバス セオリーGターボは、
上質で落ち着いた内外装にこだわった大人可愛いデザインが特徴です。

今回の記事では、自動車業界に22年携わってきた実績を活かして、
最上位ターボモデルを50項目以上の観点から徹底比較し、それぞれの魅力と違いを明確にご紹介します。
あなたにぴったりの軽自動車選びの参考にしてください。

ダイハツ ムーヴ概要

新型ダイハツ ムーヴは、2025年にフルモデルチェンジを果たした軽ハイトワゴンです。

従来モデルよりも洗練されたデザインと最新のプラットフォーム（DNGA）を採用し、
走行安定性や静粛性が大幅に向上しています。

RSグレードはその最上位に位置し、ターボエンジンを搭載。
走りにこだわるユーザーにも十分応える性能を備えています。

外観はスポーティかつ先進的なフロントフェイスが特徴で、男性を中心に幅広い層に受け入れられるデザイン。また、全高は1,655mmとスライドドア搭載車の中では低めで、
駐車場の高さ制限を気にせず使えるのも魅力です。

さらに、安全装備「スマートアシスト」も全車標準装備となっており、
軽自動車の中でもトップクラスの安心感を誇ります。

✅タイプとグレード表(2025年7月調査時点)

タイプ	グレード
ムーヴ NA自然吸気	L
	X
	G
ムーヴ ターボ	RS←比較対象

ダイハツ ムーヴキャンバス概要

ムーヴキャンバスは、ダイハツが“かわいさ”と“実用性”を両立させたスライドドア付き
軽ハイトワゴンとして展開しているモデルです。

中でも「セオリーGターボ」は、上質なインテリアと大人っぽいカラー展開が魅力の最上位グレード。

全高は1,655mmと比較的低めながら、スライドドアを両側に採用しており、
子どもの送り迎えや日常の買い物シーンにぴったり。

ターボエンジンにより、坂道や高速道路でも余裕のある走行が可能です。
また、ナチュラルなウッド調パネルやファブリック素材をふんだんに使った内装は、
まるでリビングのような居心地の良さ。

見た目だけでなく、収納力や視界の良さなど、日常の使い勝手もしっかり考えられた設計となっています。

✅タイプとグレード表(2025年7月調査時点)

タイプ	グレード
ムーヴ キャンバス NA自然吸気	ストライプス X
	ストライプス G
ムーヴ キャンバス ターボ	ストライプス Gターボ
ムーヴ キャンバス NA自然吸気	セオリーX
	セオリーG
ムーヴ キャンバス ターボ	セオリーGターボ←比較対象

基本情報

ここでは、「ムーヴ RS」と「ムーヴキャンバス セオリーGターボ」の基本スペックを
わかりやすく比較します。
両車とも最上位のターボグレードでありながら、コンセプトや設計思想には大きな違いがあります。

それぞれの“違い”を知ることで、自分のライフスタイルに合った1台が見つかるはずです。

車両価格

グレード	駆動方式	価格(税込)
ムーヴ RS	FF	1,897,500円
	4WD	2,024,000円
ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	FF	1,881,000円
	4WD	2,007,500円

今回は「ムーヴ RS」と「ムーヴキャンバス セオリーGターボ」は、
どちらも各シリーズの“最上位ターボグレード”という位置づけですが、実は価格差はほとんどありません。

ムーヴ RS(FF)の価格は1,897,500円(税込)。
走行性能や安全装備、デザイン性のバランスを重視した最新モデルで、価格以上の装備内容が魅力です。

一方、ムーヴキャンバス セオリーGターボ(FF)の価格は、1,881,000円(税込)です。
内装の上質さや装備の充実度があります。

このように、価格帯としてはほぼ同等。
どちらも180万円台で購入できる軽自動車ながら、装備の内容や車の性格は大きく異なります。

価格差ではなく、「どちらのライフスタイルに合うか」で選ぶのがポイントです。

ボディサイズ

サイズ	ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	軽自動車規格
全長	3,395mm		3,400mm
全幅	1,475mm		1,480mm
全高	1,655mm(FF) 1,670mm(4WD）	1,655mm(FF) 1,675mm(4WD）	2,000mm

ムーヴとムーヴキャンバスではボディ外形寸法に差はなく、使い勝手や駐車性に違いはありません。

全長と全幅も軽自動車規格ギリギリの最大サイズです。
スライドドア搭載ながらもコンパクトなので、日常の取り回し、立体駐車場利用でもストレスなく使えます。

車両重量

車重は走りの軽快さと燃費に大きく影響するので、見ていきましょう。
装備の違いもあって、車両重量には少し差があります。

✅車重(2025年7月調査時点)

グレード	駆動方式	車重
ムーヴ RS	FF	890kg
	4WD	940kg
ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	FF	900kg
	4WD	950kg

重量に関しては、内装装備の豊富なムーヴキャンバスの方が若干重めですが、
その分しっかりとした乗り心地が得られる設計となっています。

新型ムーヴはDNGAがより進化した結果、軽量化もされています。

エンジン出力

どちらも同じ660ccターボエンジンを搭載していますが、
実際の体感は車重や走行セッティングによって少し異なります。

但し、最高出力、最大トルクの数字は同じです。
ターボ搭載モデルのため、余裕のある加速性能を提供します。

• エンジン：658cc 直列3気筒ターボ
• 最高出力：47kW（64PS）/6,400rpm
• 最大トルク：100Nm（10.2kgf·m）/3,600rpm

燃費性能

燃費性能についても両車とも優秀で、WLTCモードで20km/Lを超える数値を記録しています。
ムーヴキャンバス セオリーGターボの方がわずかに優れた燃費性能を誇ります。

グレード	駆動方式	燃費 WLTCモード
ムーヴ RS	FF	21.5km/L
	4WD	19.9km/L
ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	FF	22.4km/L
	4WD	20.9km/L

具体的には、ムーヴキャンバス セオリーGターボ(FF)が22.4km/L、
ムーヴ RS(FF)が21.5km/Lという結果です。

WLTCモードでたった0.9km/Lの差になるため、日常生活では違いは感じられないでしょう。

最小回転半径/ホイールベース

取り回しの良さに関しては、両車とも優秀ですが、
ムーヴ キャンバスの方がやや小回りが利きやすい印象です。

グレード	最小回転半径	ホイールベース
ムーヴ RS	4.7m(FF/4WD)	2,460mm
ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	4.4m(FF/4WD)	2,460mm

タイヤ/ホイールのサイズの違いによって、ムーヴRSの方が最小回転半径が0.3m大きくなっています。

基本情報一覧

最後に基本情報を一覧表にしています。

装備	ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
安全運転支援 システム	○	○
マイルド ハイブリッド	–	–
電動パーキング ブレーキ	○	○
電動両側 スライドドア	○	○
電動スライドドア ウェルカムオープン機能	○	○
オーディオレス仕様	○	○
アクセサリーソケット	○	○
i-Size/ISOFIX チャイルドシート 対応取付装置	○	○
福祉車両 車いす移動車	×	×
最低地上高	150mm(FF) 165mm(4WD)

基本情報一覧を比較した見た結果、全て同じ装備になっています。

エクステリアデザイン

車選びで“最初の決め手”になるのが、やっぱり「見た目」。
特に軽自動車は街乗り中心で日常的に目にする機会が多いため、
自分好みのデザインかどうかは非常に重要です。

それぞれまったく違う方向性を持ったデザインに仕上がっているため、
好みによっては一瞬で決まるかもしれません。

ムーヴのデザイン記事
ムーヴキャンバスのデザイン記事

カラーバリエーション

エクステリアを語るうえで欠かせないのが、「ボディカラー」です。
特に軽自動車はカラフルな展開が多く、選ぶ色によって印象が大きく変わるのも楽しみのひとつ。

ムーヴRSは11色展開、ムーヴキャンバス セオリーGターボは7色展開されています。

色の種類	ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
白系	シャイニングホワイトパール	シャイニングホワイトパール
黒系	ブラックマイカメタリック	ブラックマイカメタリック
グレー/シルバー系	クロムグレーメタリック	スムースグレーマイカメタリック
カラー系	コンパーノレッド、 グレースブラウンクリスタルマイカ、 サンドベージュメタリック、 レーザーブルークリスタルシャイン、 スカイブルーメタリック、	レーザーブルークリスタルシャイン、 　サンドベージュメタリック、 　ファイアークォーツレッドメタリック、 　レイクブルーメタリック、
2トーン	ブラックマイカメタリック X シャイニングホワイトパール、 ブライトシルバーメタリック X スカイブルーメタリック、 スムースグレーマイカメタリック X グレースブラウンクリスタルマイカ	–

ムーヴ RSは、落ち着いたモノトーン中心のカラーバリエーションが用意されています。
全11色で、いずれもスタイリッシュで大人っぽい印象。

一方、ムーヴキャンバス セオリーは、落ち着いたトーンの「くすみカラー」やアースカラーが中心。
2トーン仕様は「ストライプス」に限られ、セオリーは基本モノトーンのみです。
ストライプスには8色展開されています。

エクステリアに関係する装備一覧

最後にエクステリア情報を一覧表にしています。

装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
フロント 灯火類	LED ヘッドライト	○	○
	LED ポジションランプ	○	○
	デイタイム ランニングランプ	×	×
	LED フォグランプ	○	○
リヤ 灯火類	LED コンビネーションランプ	△ LED ストップランプ	△ LED ストップランプ
	LEDライセンスプレート	△ 交換可能	△ 交換可能
ミラー	オート格納 ミラー	○	○
	LEDドアミラー ウィンカー	×	×
ワイパー	フロント 間欠ワイパー	○	○
	リヤ ワイパー	○	○
	ルーフレール	×	×
足回り	ホイール仕様	15インチ アルミホイール	14インチ スチールホイール＋ フルホイールキャップ
	タイヤサイズ	165/55R15	155/65R14
給油口の開閉方法		プッシュ式
燃料タンク容量		30L
装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ

ムーヴ RSは15インチアルミホイールが標準装備と、スポーティに表現。
一方、ムーヴキャンバスは14インチホイールを採用し、柔らかな表現しています。
それぞれの方向性に沿った装備内容になっています。

「内装デザイン」や「快適装備の違い」について詳しく比較していきます。
内外装トータルでの満足度をチェックしたい方は必見です！

室内空間

軽自動車であっても、日々の暮らしの中で“長く過ごす”車内空間はとても重要です。

運転席の快適さはもちろん、後席の広さや使い勝手、内装の質感、シートの座り心地など、
どれも満足度を大きく左右する要素になります。

ここでは、全高1,700mm以下ながら驚くほどの実用性を持つ
「ムーヴ RS」と「ムーヴキャンバス セオリーGターボ」の室内空間について、
それぞれの特徴や違いを詳しくご紹介します。

ムーヴのインテリア記事
ムーヴキャンバスのインテリア記事

室内寸法

両車とも「全長3,395mm・全幅1,475mm」の軽自動車規格内で設計されており、
外観サイズは同じですが、室内寸法には細かな違いがあります。

室内寸法	ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ	参考 タント
長さ	2,140mm	2,180mm	2,125mm
幅	1,335mm	1,345mm	1,350mm
高さ	1,270mm	1,275mm	1,370mm

ムーヴキャンバスの方が室内長が40mm長く設計されており、後席やラゲッジルームにゆとりがある構造です。一方で、ムーヴ RSは室内幅が若干狭く、室内高がやや低いため、包まれ感を大事にしています。

ムーヴは“スポーティなドライバーズカー”、キャンバスは“家の延長のようなくつろぎ空間”という位置づけで、それぞれのキャラクターに合わせた室内設計となっています。

インテリアに関係する装備一覧

最後に、室内装備に関して、両車の主な違いを一覧で整理しておきましょう。
装備のグレードや素材、快適性への配慮に明確な差が見られます。

装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
快適 装備	オートエアコン	○	○
	運転席/助手席 シートヒーター	△ オプション設定有	○
	保温付き カップホルダー	×	○
	ロールサンシェード	×	×
	後席サーキュレーター	×	×
	UV/IRカットガラス (フロントガラス)	○	○
	UV/IRカットガラス (リヤガラス)	△ オプション設定有	○
	撥水シート	×	×
前席	メーターの種類	カラーマルチ インフォメーション付き メーター	カラーマルチ インフォメーション付き メーター
	本革巻ステアリング ホイール	○	× ウレタン
	チルトステアリング	○	○
	テレスコピック	×	×
	ステアリングヒーター	×	×
	キーレスプッシュスタート	○	○
	パドルシフト	×	×
	パワーモード	○	○
	ヘッドアップディスプレイ	×	×
	デジタルインナーミラー	×	×
	運転席/助手席 バニティミラー	○	○
	USB電源ソケット タイプ	○ Type-A	○ Type-A
	ドリンクホルダーの数	4個	4個
装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
後席	スライドドア 左右乗降グリップ	×	×
	運転席/助手席 シートバックテーブル	×	×
	後席アームレスト	×	×
	置きラクボックス (後席)	×	○
	ドリンクホルダーの数	2個	2個
	USB電源ソケット タイプ	×	×
	リヤヒーターダクト	△ 4WD標準装備	△ 4WD標準装備
荷室	樹脂ラゲージボード	×	×
	ラゲージアンダーボックス	○	○

ムーヴ RSとムーヴキャンバス セオリーGターボは、全高1,700mm以下という条件の中でも、
設計思想がまったく異なる室内空間を持っています。

• 運転を楽しみたい人、シンプルで無駄のない空間が好みなら「ムーヴ RS」
• 家族や友人とくつろぎたい、おしゃれで使いやすい空間がいいなら「ムーヴキャンバス」

このあとは、安全性能や運転支援システム、についてさらに詳しく比較していきます。
実際の使い方をイメージしながら、あなたにぴったりの一台を見つけてください！

先進技術の安全性能

万が一の事故を防ぐ「予防安全機能」や、運転中の支援を行う「運転支援技術」、
そして衝突時の被害を軽減する「衝突安全技術」など、さまざまな先進技術が導入されるようになっています。

✅ムーヴRS
2025年に復活した新型ムーヴ RSは、「次世代DNGAプラットフォーム」を採用したことで、
車体剛性や衝突安全性も向上。
ダイハツ独自の予防安全機能である「スマートアシスト」を搭載しています。

✅ムーヴキャンバス セオリーGターボ
ムーヴキャンバス セオリーGターボも「スマートアシスト」を標準装備し、
安全性能の面では非常に高いレベルを維持しています。
セオリーシリーズは上品で大人っぽいデザインを持ちながら、
見た目だけでなく安心感も重視された仕上がりです。

安全性能に関係する装備一覧

どちらのモデルも、軽自動車とは思えない先進技術を備えております。
最上位ターボモデルのため、高速道路でもドライバーをサポートをしてくれるシステムが標準装備です。

装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
先進 安全 運転 支援 シス テム	衝突被害 軽減ブレーキ	○	○
	誤発進 抑制機能	○	○
	後方誤発進 抑制機能	○	○
	前進/後退低速時 ブレーキ サポート	○	○
	車線逸脱 警報機能	○	○
	車線逸脱 抑制機能	○	○
	ふらつき 警報機能	○	○
	発進お知らせ 機能	○	○
	標識認識機能	○	○
	パーキング センサー (フロント/リヤ)	○	○
アダプティブクルーズ コントロール機能		○	○
車線維持支援システム		○	○
ブレーキホールド機能		○	○
ヒルホールド機能		○	○
アダプティブ ドライビングビーム		○	○
SOSコール		×	×
コネクティドサービス		△ オプション 選択可能	△ オプション 選択可能
装備		ムーヴ RS	ムーヴ キャンバス セオリーGターボ

ムーヴRSとムーヴキャンバス セオリーGターボは、
どちらも「スマートアシスト」を核とした高水準の安全技術を備えています。

最上位グレードには、全車速対応のアダプティブクルーズコントロール（ACC）や
電動パーキングブレーキ＋オートブレーキホールドも標準装備され、
長距離運転の疲労を軽減してくれますいます。

まとめ

スライドドア付きで全高1,700mm以下の軽自動車を探している方には、
ムーヴ RSとムーヴキャンバス セオリーGターボの2台がおすすめです。

どちらもターボエンジン搭載で、坂道や高速道路でもスイスイ走れるパワフルさが魅力。
ムーヴはスポーティなデザインと走り、
ムーヴキャンバスはかわいらしい見た目と上質なインテリアが特徴です。

最上位ターボモデルとして走行性能・快適性・先進安全機能も高次元でバランスが取れているからです。

ムーヴRSやムーヴキャンバスへの乗り換えを検討している方へ、ひとつ大切なアドバイスがあります。
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