【2025年最新版】ダイハツムーヴ(MOVE)徹底解説!軽自動車選びにおすすめポイント

ダイハツ新型ムーヴ-アイキャッチ

ダイハツの人気軽自動車「 ムーヴが、2025年6月5日より、7代目として登場しました。

新型ムーヴは、スタイリッシュな中にも日常の使い勝手を追求し、スライドドアを採用するなど
こだわりと合理性と兼ね備えたムーヴに生まれ変わりました。

発売したばかりでどのタイプがおすすめなど、購入にあたって悩まれている方が、
多いではないでしょうか?

本記事は、買って後悔しないために、自動車業界22年携わってきた実績を活かし、
新型ムーヴをご紹介します。最後まで読んで頂けると新型ムーヴの選び方が理解して頂けます。

らん丸

このページでは、らん丸が新型ムーヴを徹底解説します

目次

車両構成

✅新型ムーヴの車両構成概要(2025年6月5日調査時点)

項目スペック
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,655mm(FF)/1,670mm(4WD)
ホイールベース2,460mm
最小回転半径4.7m(L,X,G)/4.7m(RS)
車両重量860kg〜
エンジン660cc 直列3気筒(NA/ターボ)
トランスミッションCVT
駆動方式FF / 4WD
乗車定員4名
価格帯約135万円〜

新型ムーヴ内のグレードと価格

新型ムーヴはNAモデル:L/X/Gの3グレード、ターボモデル:RSの1グレード、
トータル4グレード用意されています。
4グレードには2WD/4WDどちらも用意されています。

✅グレード表と価格(2025年6月調査時点)

グレードエンジン駆動方式価格(税込)
LNA(自然吸気)FF1,358,500円
4WD1,485,000円
XFF1,490,500円
4WD1,617,000円
GFF1,716,000円
4WD1,842,500円
RSターボFF1,897,500円
4WD2,024,000円
らん丸

ゆとりのある走行を求める方はターボモデルであるRS一択ですね

らん丸

価格が分かったところで
新型ムーヴのエクステリアデザインについて解説します

エクステリアデザイン

スタイリッシュで実用的なスタイル

新型ムーヴ ブラックマイカメタリック X シャイニングホワイトパール
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

ダイハツの新型「ムーヴ」は、「動く姿が美しい 端正で凛々しいデザイン」をコンセプトに、
機能性とスタイルを両立した質感高いデザインが追求されています。

ムーヴキャンバスのような可愛らしいモデルと比較して、よりシャープで精悍な顔つきを持つ、
硬派な印象です。

スタイリッシュでありながら、実用性を追求したモデルとして表現されています。

らん丸

フロントデザインについて説明します

シームレスなフロントデザインで、先進性と凛々しさを演出

新型ムーヴのフロントデザインは、可愛らしさを重視したムーヴキャンバスとは一線を画し、
よりシャープで精悍な印象に仕上がっています。

グリルとヘッドランプをシームレスに組み合わせた構成により、大胆で先進的な雰囲気を演出。
逆台形のグリルと一直線に結ばれたヘッドライトにより、すっきりとした面構成が強調されています。

さらに「歯の字」型のロアグリルや、バンパー両端の鋭い三角形のガーニッシュがスポーティーさと力強さをプラス。ボディ側面も微妙に切り上がるラインを取り入れることで、動きや加速感を表現しています。

全体としては万人受けを意識しながらも、フロントフェイスに個性とこだわりが込められたデザインです。

らん丸

フロントデザインが分かったところで、サイドデザインを紹介します

スポーティーなスタイルとスライドドアが両立したサイドデザイン

サイドデザインは、スライドドア車でありながらスポーティーで軽快な印象を与えるスタイルが特徴です。

全高はムーヴキャンバスと同じ1655mmで、広い室内空間と使い勝手の良さを両立。
フロントからリアに向かってわずかに切り上がるボディラインや、
上昇するキャラクターラインにより、動きや加速感を表現しています。

跳ね上がるようなリアピラーや立体的なフェンダーも、躍動感を強調。

さらに、ムーヴとしては初めて全グレードにスライドドアを標準装備し、実用性も大きく向上しています。

伝統を受け継ぎつつシャープでスポーティーに進化したリヤデザイン

✅リアデザインは、シャープでスポーティーな印象を持ち、フロントからの流れを感じさせる造形が特徴です。

跳ね上がるリアピラーと一体化したL字型テールランプは、ムーヴ伝統の縦型デザインを継承しつつ、
立体感と奥行きを演出。

黒い樹脂パーツを用いてリアバンパーやリフレクターをすっきりまとめ、全体に統一感を持たせデザインです。

らん丸

デザインが分かったところで、ボディー色を見ていきましょう

カラーバリエーション

新型ムーヴのカラーバリエーションとして無料カラー6色、有料カラーの7色(2トーン含む)、
トータル13色用意されています。
✅無料カラー
クロムグレーメタリック
サンドベージュメタリック
スカイブルーメタリック
ブラックマイカメタリック
ホワイト
ブライトシルバーメタリック

✅有料カラー
コンパーノレッド
グレースブラウンクリスタルマイカ
レーザーブルークリスタルシャイン
シャイニングホワイトパール

✅有料カラー(2トーン)
ブラックマイカメタリック X シャイニングホワイトパール
ブライトシルバーメタリック X スカイブルーメタリック
スムースグレーマイカメタリック X グレースブラウンクリスタルマイカ

グレードによって選べるカラーが異なるので注意が必要です

らん丸

外装色の無料/有料カラーについて紹介していきます
写真はRSです

✅無料カラー

クロムグレーメタリック※1
都会的なスマートな印象を与えスポーティなグレー

※1:RS/Gに選択可能

サンドベージュメタリック※2
ぬくもりを思わせるナチュラルで落ち着いた
ベージュ

※2:RS/G/Xに選択可能

スカイブルーメタリック
爽やかで明るい印象を与える
水色系メタリックカラー

ブラックマイカメタリック
重厚感のある輝きを放つ魅力的なブラック

ホワイト※3
飽きのこないシンプルで洗練されたホワイト

※3:X/Lに選択可能。 写真はXです。

ブライトシルバーメタリック
都会的なクールさと明るく洗練されたシルバー

※3:X/Lに選択可能。 写真はXです。

✅有料カラー:22,000円(税込)

コンパーノレッド※2
スポーティーで個性的で鮮やかなレッド

※2:RS/G/Xに選択可能

グレースブラウンクリスタルマイカ※2
新色で上品で高級感がある落ち着いた上質なブラウン

※2:RS/G/Xに選択可能

レーザーブルークリスタルシャイン※2
落ち着いたエレガントな雰囲気とシャープなブルー

※2:RS/G/Xに選択可能

シャイニングホワイトパール※2
清潔感・高級感・洗練された気品のある
美しいホワイト

※2:RS/G/Xに選択可能

らん丸

2トーンにすることで見た目の満足度や個性を演出してくれますね

✅有料カラー(2トーン):55,000円(税込)

ブライトシルバーメタリック X
スカイブルーメタリック※1

※1:RS/Gに選択可能

✅有料カラー(2トーン):66,000円(税込)

ブラックマイカメタリック X
シャイニングホワイトパール ※1

※1:RS/Gに選択可能

スムースグレーマイカメタリック X
グレースブラウンクリスタルマイカ ※1

※1:RS/Gに選択可能

らん丸

インテリアカラーはグレードによって異なります

✅インテリアカラー

グレードRS/G:ブラックXネイビー表皮

新型ムーヴ RS/G 車内全体
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

グレードX/L:ベージュ

新型ムーヴ X/L 車内全体
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

インテリア全体の統一感を出すため、ドアアームレストにもシートと同様の色・素材が使われています。

お気に色が見つかった方はグレードごとの内容をまとめています

らん丸

エクステリアが分かったところでインテリアを見ていきましょう

機能的で快適な空間

ダイハツ新型「ムーヴ」のインテリアについて、詳しくご説明します。

新型ムーヴのインテリアは、日常の快適性、使い勝手、そしてデザイン性までを考慮して設計されています。

上品で落ち着いた色合いや素材を使用することで「仕立ての良さ」を表現し、
毎日を快適に過ごせる居心地の良い空間を演出しています。

使い勝手が良く運転しやすい室内

新型ムーヴ RS/G 車内
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

新型ムーヴのインテリアは、シンプルながら質感にこだわり、使いやすさと快適性を高めた設計が特徴です。
シートにはベンチシートが採用されています。

視界を広く取るインパネや、ソフトタッチ素材を使った内装により、軽自動車ながら上質な雰囲気を演出。
収納も豊富で手の届く範囲に便利に配置されています。

シートはホールド性と座り心地に優れ、後席も広くリクライニング機能付きで快適。
ロングスライドによる荷室アレンジも可能です。快適装備も充実し、日常使いに適した空間となっています。

豊富な収納

ムーヴの室内には小物を収納できるスペースがいろんな場所に設定されています。

✅大型インパネトレイ(助手席)
助手席インパネに設置された大きなトレイ。

USBソケットが装備されており、スマホの充電や
運転に必要なメガネなどを置くのに便利な収納です。

✅カップホルダー(全席/掘り込み式)
運転席・助手席のエアコン吹き出し口前に設置。

カップホルダーにペットボトルやアイスコーヒーなどを入れた際に、
エアコンの風が容器に当たることで温くなるのを抑えてくれます。

✅インパネセンタートレイ
インパネセンターに設置されたトレイ。

Lを除く全グレードにはワイヤレス充電機能(Qi)が標準装備。
今どきは携帯のワイヤレス充電は必須のアイテムです。

✅ショッピングフック(前席・固定式)

エアコン操作パネル下のセンターに設置されたフック。
バックや紙袋などを引っ掛けることができます。

✅インパネセンターポケット

エアコン操作パネル下のセンターに設置された収納スペース。
浅い収納のため、財布やポケットティッシュなどがおすすめです。

✅フロントセンターアームレスト(ボックス付)

運転席と助手席の間のアームレストに蓋付きのボックスが設置。
他人の目に触れたくない小物を収納するのに便利です。

Lを除く全グレードに標準装備

✅シートバックユーティリティフック(助手席)

助手席の背面側に設置された格納式フック。
リヤ席側に紙袋などの紐があるものを引っ掛けることができます。

✅インパネロアポケット(運転席)

ハンドルに下に設置された収納スペース

他人の目が届きにくいので、財布や手帳など大切なものを
収納するのに便利です。

✅HDMIソケット(インパネ1口)
USBソケット(インパネ1口・電源用)

大型インパネトレイ横にUSBソケット&HDMIソケット設置。
スマホの充電やスマホの画面をディスプレイに映したい時に使用する。

HDMIソケット:Lを除く全グレードにメーカーオプション
USBソケット:RS、Gに標準装備。X、Lにメーカーオプション

✅グローブボックス

助手席インパネに設置された収納としては定番の蓋付きボックス。
車検証など必要な物を収納するのに便利です。

✅ドアポケット&ボトルホルダー(前席)

運転席と助手席のドア下部にある収納です。
ペットボトルやメモ帳などを置けます。

但し、ドア開閉時には落下する可能性があるので注意が必要です。

✅後席クォーターポケット&ボトルホルダー

左右後席のサイド収納です。
ペットボトルやタブレットなどを収納するのに便利です。

収納が後席のため、うっかり忘れ物には注意が必要です。

✅シートバックポケット(助手席)

助手席側のシートの裏側にポケットが設定されている収納です。

休憩する時に本やタブレットなどリヤ席に座った際に使うモノを置くのに便利です。

スライドドア採用で子育て世代に応えた多彩な収納スペースが魅力です。

燃費性能と走行性能

パワートレインの選択肢

新型ムーヴは全タイプに従来のCVTに加え、ギア駆動を組み合わせた世界初のD-CVTが搭載されている。
D-CVTを搭載することで、低速ではスムーズな加速を実現し、高速では遊星ギアを活用することで低燃費と静かな走行が可能になりました。

新型ムーヴには2種類のエンジンが用意されています。
日常の街乗りに適したNA(自然吸気)エンジン
もうひとつは、高速道路でのパワフルな走行に対応できるターボエンジンです。

NAエンジン軽自動車らしい低燃費を実現し、日常的な街乗りに最適です。
静かでスムーズな走行が特徴で、都市部でのストップ&ゴーが多いシチュエーションでも
ストレスなく走れます。

新型ムーヴ NAエンジン
■最高出力:38kW[52PS]/6,900rpm
■最大トルク:60N・m[6.1kgf・m]/3,600rpm

ターボエンジンより力強い加速が求められるシーンで活躍します。高速道路や坂道での走行時に、余裕のある加速性能を提供し、より快適なドライブを実現します。

新型ムーヴ ターボエンジン
■最高出力:47kW[64PS]/6,400rpm
■最大トルク:100N・m[10.2kgf・m]/3,600rpm

✅燃費一覧

グレードエンジン駆動方式燃費 WLTCモード
L/X/GNA(自然吸気)FF22.6km/L
4WD20.6km/L
RSターボFF21.5km/L
4WD19.9km/L

走行安定性

新型ムーヴはDNGAプラットフォームに加え、専用チューニングを施すことで高い走行安定性と
快適性を実現しています。

バネやショックアブソーバー、ステアリングが最適化され、
滑らかで振動の少ない乗り心地と、スッと曲がれる軽快な操縦性が特長です。

高めのアイポイントと広い視界により、運転のしやすさも向上しています。シートのホールド性も高く、
長時間運転でも疲れにくい設計。
さらに、静粛性にも優れ、CVTの進化によりダイレクト感ある加速も体感可能です。

先進の安全技術

新型ムーヴには、ダイハツの安全技術「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されています。
ステレオカメラ、ソナーセンサーを組み合わせることで周囲の状況を認識し、
ドライバーの安全をサポートします。

らん丸

グレードによって機能が異なりますのでこちらをご覧ください

  • 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
    設定した速度を維持しながら、先行車との車間距離を適切に保ち、追従走行を支援するシステムです
  • LKC(レーンキープコントロール)
    設定した速度で走行中、車両が車線を逸脱しないように、ハンドル操作を支援し、車線維持を助けます
  • CTA(コーナリングトレースアシスト):旋回時に車両の膨らみを検知すると内輪にブレーキ制御を行う
  • 衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能:走行中に前方の車両や歩行者を認識し、
    衝突の危険性がある場合、衝突の回避や、衝突時の被害軽減に寄与します
  • ブレーキ制御付後発進抑制機能(前方/後方):約10km/h以下でペダルを踏み間違えた時に急発進を抑制する
  • 車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能:約60km/h以上で車線からはみ出さないようにサポートする
  • ふらつき警報:クルマがふらつかないようにサポートをする
  • 路側逸脱警報機能:60km/h以上で路側へはみ出さないようにサポートする
  • 先行車発進お知らせ機能:信号待ちで発進遅れ防止サポートする
  • 標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止):標識の見逃し予防をサポートする(Lグレードを除く)
  • AHB(オートハイビーム):夜間走行時の視認性確保をサポートする
  • サイドビューランプ:暗い交差点で歩行者の見通しを減らす
  • コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個):警告音と表示で、障害物の確認をサポートする

これらの機能により安全性能を提供しています。
但し、スマートアシストはドライバーの判断を補助し、事故被害や運転負荷の軽減を⽬的としています。
安心・安全を妥協したくない軽自動車選びに、ぜひ候補として検討してみてはいかがでしょうか?
価格表はこちら

こだわりポイント

こだわりポイントは、物価高の中でも変化の早い時代に合わせ『スライドドアでもお求めやすい価格』や
夜間の視界を確保を妥協しない『フルLEDヘッドランプ』になります。

スライドドアでもお求めやすい価格を実現

エントリーグレード「L」は1,358,500円(税込)でお求めやすい価格を実現。

新型ムーヴの最大の特徴の一つは、全グレードで後席スライドドアを標準採用した点です。
これにより、狭い場所でのドア開閉や、乗員の乗り降り、荷物の積み下ろしが格段に容易になりました。

軽自動車に求められる魅力を全方位で高めながら、
お求めやすい価格を実現している点が新型ムーヴの大きな強みと言えるでしょう。

フルLEDヘッドランプ

LEDヘッドライト
写真はRS
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

フルLEDヘッドランプ

新型ムーヴには視認性とデザイン性に優れたLEDヘッドライトが標準搭載されています。

LEDの白く明るい光は、夜間や悪天候時の視界を
しっかりと確保。

特に市街地や街灯の少ない道でも安心して走行できます。

おすすめオプション

新型ムーヴには、快適性や使い勝手を一段と高めてくれるお得なパックオプションが用意されています。
特に快適性と安全性が向上するオプションを3つご紹介します。

スマートクルーズパック

スマートクルーズパックを選ぶことで、遠出の際に役にたつ全車速追従機能付ACCや
運転支援用のステアリングスイッチが追加されるオプションになります。
Gに選択可能で価格は44,000円(税込)です。

✅スマートクルーズパック内容

  • 全車速追従機能付ACC
    (アダプティブクルーズコントロール)
  • LKC(レーンキープコントロール)
  • ステアリングスイッチ(運転支援用)
  • CTA(コーナリングトレースアシスト)
Tanto CTA
旋回時に車両の膨らみを検知すると内輪にブレーキ制御を行う
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

コンフォータブルパック

コンフォータブルパックを選ぶことで、寒い冬でもすぐに温かさを感じられる運転席/助手席シートヒーターや
紫外線を大幅カット360°スーパーUV &IRカットガラスが追加されるオプションになります。
Lを除く全てのグレードに選択可能で価格は44,000円(税込)です。

UVカット
写真はRS
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社

スーパーUV &IRカットガラス

フロント・リア・サイドすべてのガラスで
紫外線(UV)と赤外線(IR)をカットし、
室内の快適性を高める優れた装備です。

日焼け防止や、夏場の車内温度上昇の抑制に
効果があり、特に暑い季節のドライブで
その恩恵を感じられます。

●UV=Ultraviolet Rays(紫外線)
●IR=Infrared Rays(赤外線)

ブラインドスポットモニター

新型ムーヴには、安全性を高める先進装備として「ブラインドスポットモニター(BSM)」が
ディーラーオプションで用意されています。
価格は工賃込みで78,980円(税込)です。

ブラインドスポットモニター(BSM)

ブラインドスポットモニターは、車線変更時などに後方から接近する車両を検知し、ピラーのインジケーターとブザー音でドライバーに注意喚起。

死角にいる車両の存在を知らせることで、接触事故のリスクを減らし、より安心して運転ができます。

ただし、機能に過信せず、目視による確認は必須。
運転をサポートする装備として活用しましょう。

らん丸

事故を事前に防ぐのに効果的です

新型ムーヴのグレードごと仕様の違い

新型ムーヴには、装備、快適性、エンジンバリエーションの異なるグレードが4グレード用意されています。
NAモデル「L」、「X」、「G」の3グレード、ターボモデル「RS」の1グレードです。

ここでは各グレードの特徴と装備の違いを詳しく紹介していきます。

L

新型ムーヴ L ホワイト
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社
グレードエンジン駆動方式燃費
WLTCモード
価格(税込)
LNA(自然吸気)FF22.6km/L1,358,500円
4WD20.6km/L1,485,000円

新型ムーヴの「Lグレード」は、NA(自然吸気)エンジンを搭載したエントリーモデルです。
シリーズの中で最もリーズナブルにスライドドア車を手に入れられるグレードです。

全グレード共通でスライドドアを採用していますが、Lグレードでは手動式となり、
上位グレードのような電動機能や便利なタッチ操作機能は省かれています。
エクステリアはヘッドランプが一体型で、グリルはマット仕上げ、
ホイールは14インチのフルキャップ仕様など、コストを抑えた構成です。

安全面では17の機能を持つ「スマートアシスト」が標準搭載されており、
基本的な予防安全機能は確保されていますが、ACCや電動パーキングブレーキは非対応です。

ボディカラーは4色の中から選択することができます。

エアコンはマニュアルエアコンになります。
シンプル装備で価格を抑えつつ、スライドドアの使い勝手を求める方に適した実用的な一台です。

らん丸

Lグレードより快適性を向上させたXグレードを見ていきましょう

X

新型ムーヴ X グレースブラウンクリスタルマイカ
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社
グレードエンジン駆動方式燃費
WLTCモード
価格(税込)
XNA(自然吸気)FF22.6km/L1,490,500円
4WD20.6km/L1,617,000円

新型ムーヴの「Xグレード」は、NA(自然吸気)エンジンを搭載したモデルの中間グレードであり、
量販グレードとして位置づけられています 。最も安価なLグレードよりも快適性が上がっています。

新型ムーヴの全グレードで後席スライドドアが標準採用されていますが、
左側のパワースライドドアが標準装備されます。
パワースライドドアには「タッチ&ゴーロック機能」が備わります。

モノトーンのボディカラーが9色用意されています。
その中でもXモデルには新色の「グレーズ ブラウン メタリック マイカ」が選べます。

エアコンは風量が自動で変化するオートエアコンを採用。

Xグレードは、パワースライドドアによる利便性をLグレードよりも向上させつつ、
価格を抑えたい方にとって魅力的な選択肢となります。

ただし、電動パーキングブレーキやACCなどの先進装備は上位グレードでしか選択できないため、
これらの機能を重視する場合はGやRSグレードを検討する必要があります。

らん丸

先進装備が標準装備されているGグレードを見ていきましょう

G

新型ムーヴ G ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社
グレードエンジン駆動方式燃費
WLTCモード
価格(税込)
GNA(自然吸気)FF22.6km/L1,716,000円
4WD20.6km/L1,842,500円

新型ムーヴの「Gグレード」は、NA(自然吸気)エンジン搭載モデルの最上位グレードとして
位置づけられています 。

エクステリアではフロントグリルにはメッキの加飾やフォグランプが標準装備になったり、
見栄えの良さを演出しています。
また、ヘッドランプは最上級グレードRSと同様の上下2分割構造が特徴で、シャープなデザインです。

サイドにまわると14インチのアルミホイールが標準装着されます。

新型ムーヴ G 車内全体

インテリアではスポーティーなシルバーステッチ付きのネイビー表皮のシートが採用されています。

先進装備として電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が標準装備されます。
これにより、日常の運転から渋滞時までドライバーの疲労軽減に寄与します。
NAモデルの下位グレード(L, X)にはない大きな特徴です

長距離運転される方には疲労軽減になるメーカーオプションの「スマートクルーズパック」(44,000円税込)が
選択可能になります。

Gグレードは、NAモデルでありながら、快適装備や先進装備が充実しており、
ボディカラーも2トーンカラーを選べることから、見栄えの良さも兼ね備えたバランスの取れたモデルです。

らん丸

最後に、新型ムーヴ唯一のターボモデルRSを紹介します

RS

新型ムーヴ RS スムースグレーマイカメタリックXグレースブラウンクリスタルマイカ
画像引用元:【公式】ダイハツ工業株式会社
グレードエンジン駆動方式燃費
WLTCモード
価格(税込)
RSターボFF21.5km/L1,897,500円
4WD19.9km/L2,024,000円

新型ムーヴの「RSグレード」は、ターボエンジンを搭載したモデルの最上級グレード。
従来の「ムーヴカスタム」のデザインとスポーティさを継承し、新型ムーヴのラインナップの中で
最も高機能で豪華なモデルです。

エクステリアでは専用デザインの15インチのアルミホイールが標準装着されます。
アルミホイールは切削タイプでスポーティーなデザインです。

インテリアは本革巻きのステアリングとシフトノブが標準装備されます。

快適装備としては両側のパワースライドドアが標準装備されます。
パワースライドドアには、ドアが閉まりきる前にロック予約ができる「タッチ&ゴーロック機能」と、
車内スイッチでドアの自動オープンを予約できる「ウェルカムオープン機能」が備わっています。

電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が標準装備されます。
これにより、日常の運転や渋滞時の疲労軽減に貢献します。

長距離運転や高速走行時の運転負荷軽減に寄与するACC(アダプティブクルーズコントロール)と
レーンキープコントロールが標準装備です。

風景

走行性能はRSグレード専用のサスペンションセッティングが採用されており、
スポーティーでハードな設定となっています。

15インチタイヤの採用と相まって、トップモデルらしい上質な乗り心地と動力性能に見合った高い操縦安定性を確保しています。

RSグレードは、快適装備や先進安全装備が充実しており、NAモデルにはないターボエンジンによる力強い走りや、専用の足回りによる上質な走行性能が魅力です。

まとめ

新型「ムーヴ」は、現代のニーズにぴったり寄り添う、まさに“今の私にジャストフィット”な軽自動車です。
その理由は、スライドドアの採用による利便性向上や、走行・安全性能の進化にあります。

特に、全グレードでスライドドアを標準装備したことで、日常使いのしやすさが大きくアップしました。
DNGAプラットフォームによる安定した走りや、最新のスマートアシストによる安心感もポイントです。

30年の歴史を持つムーヴが、新しいスタイルと使い勝手で生まれ変わった今、
合理性とこだわりをもって選びたい人にこそ、このクルマは“ちょうどいい”存在になるでしょう。

今回は、新型ムーヴを解説しましたが、より広い室内空間の広いタントや
アクティブなライフスタイルにSUVテイストのタント Fun Crossの記事もまとめています。
合わせて読んでいただけると、より軽ハイトワゴンの魅力が理解でき、
後悔しないクルマの購入ができるでしょう。

よくある質問

新型ムーヴはどんなクルマですか?

新型ムーヴは、1995年から続くダイハツの主力軽ハイトワゴン「ムーヴ」の7代目モデルで、
2025年6月5日にフルモデルチェンジとして登場しました。
歴代モデルの良さを引き継ぎながら、初のスライドドア標準装備をはじめ、
使いやすさと上質さを追求した新しい軽自動車です。

今回のフルモデルチェンジで、何が大きく変わりましたか?

最大の進化は、ムーヴとして初めて全グレードにスライドドアを標準装備したことです。
これにより、乗り降りや荷物の出し入れが大幅に快適になりました。
また、外観・内装デザインや走行性能、安全機能もすべて刷新されています。

ムーヴカスタムはなくなったのですか?

はい、従来の「ムーヴカスタム」は廃止されました。
その代わり、全グレードでスタイリッシュな外観が採用され、
見た目の“カスタム感”が標準仕様として表現されています。

新型ムーヴに4WDはありますか?

はい、2WD(FF)と4WDの両方が設定されています。

発売が2年遅れた理由は何ですか?

新型ムーヴは2023年に登場予定でしたが、認証不正問題の影響により開発・発売が約2年遅れました。結果的に、ダイハツにとって約3年ぶりの新型車となりました。

ナビは搭載されていますか?

メーカーオプションのディスプレイオーディオにはナビ機能は非搭載です。
ナビを使う場合はスマートフォンを接続し、Apple CarPlayやAndroid Autoのナビアプリをご利用ください。ナビ機能付きのディーラーオプション(10インチナビ)も用意されています。

どのような人におすすめですか?

新型ムーヴは「合理性とこだわりをもってクルマを選びたい方」にぴったり。
特に、子育てが一段落した世代や、道具としても美しさや機能性を重視したい方におすすめです。
軽自動車でスライドドアが欲しいけど、タントほど大きくない車を探している人にベストマッチです。

新型ムーヴに福祉車両はありますか?

今のところ福祉車両の設定はありません。
ダイハツではタントに設定があります。
詳しくはこちら

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この記事を書いた人

駆け抜けて行った赤いアルファロメオ155を高校生の時に見てクルマが好きになりました。
クルマに関わる仕事をしたいと整備士学校に通い、クルマの基礎や構造を習得しました。
トヨタの整備士、ホンダでの自動車部品開発などを経験。2025年に自動車選びに迷う方に向けた「車の案内人ブログ」を立ち上げ日々発信中。

プライベートではローバーミニ所有して旅行などを楽しんでいます

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